そゞろごと

noli me legere

2012-04-14から1日間の記事一覧

拓次と黄眠

原子朗氏のすばらしい拓次論を読み終える。400ページ近いがまったく長さを感じさせない。むしろ短すぎるくらいだ。この調子で永遠にやってくれ、と思ってしまう。拓次の詩を「エキゾチックな装いをこらした、本質的には呪文」であると断じる原氏の目に狂…