眠っているのは好きだが眠りに就くのは嫌い、というのは矛盾しているだろうか。眠りに就くのが嫌いなのは、おそらく眠りが一種の「小さい死」だからではないかと思う。寝る時間をずるずると遅らせているのは、死期の近づいた老人がなおも意地汚く生にしがみ…
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