そゞろごと

noli me legere

古語は方言に残る、とすれば

やちほこの かみのみことや
あがおほくにぬし
なこそは をにいませば
うちみる しまのさきざき
かきみる いそのさきおちず
わかくさの つまもたせらめ
あはもよ めにしあれば
なをきて をはなし
なをきて つまはなし
あやがきの ふはやがしたに
むしぶすま にこやがしたに
たくぶすま さやぐがしたに
あわゆきの わかやるむねを
たくづのの しろきただむき
そだたき たたきまながり
またまで たまでさしまき
ももながに いをしなせ
とよみき たてまつらせ


古語による歌である。さっぱりわからん、という前に、これを古代日本「方言」として捉えてみよ。つまり方言の口調で(思いつくかぎりのいなたい節で)読んでみよ。意外にいい味が出るかもしれないよ。